茨城大学図書館が新たに収蔵した徳川光圀の書状などを紹介する企画展「光圀と斉昭」が、11月6日(水)より茨城大学365体育官网_365体育备用-【官方授权牌照】図書館本館1階展示室で始まりました。
茨城大学図書館では、茨城県域の歴史や文化にかかわる貴重な資料を「地域資料」として収集し、さまざまな機会に公開をしています。
今回の展示の目玉は、昨年新たに収蔵した、徳川光圀の書状です。茨城大学図書館として、徳川光圀の書状の収蔵は初めてとなります。
これは若年寄を務めた稲垣重定に宛てられたもので、天皇(1687年に即位した東山天皇と考えられる)の即位が無事に済んだことを、「公方様」(5代将軍?徳川綱吉)が喜んでいるという内容が記されています。光圀の特徴的な花押もぜひご覧ください。
そして今回の展覧会のもう一人の「主役」が、同じ水戸藩主だった徳川斉昭です。こちらは藩校である弘道館の指針を示す「弘道館記」の内容について儒学者の佐藤一齋に相談したもの。なお、11月10日のみ弘道館記碑の拓本も展示しますので、そちらもあわせてご覧ください。
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